
これは某ハ○ヤー協会なるところが、『車を持っているとこんなにかかるんですよ~』と
言いつつ、だから車を手放して、お気軽なハ○ヤー利用しませんか~というもの。
街のど真ん中に住んでいるのであればこれもありかもしれませんが...。
別にこの記事の意図することを否定も肯定もまた、非難するつもりもありませんが、
この維持費の試算例について、もう少し現実味があったらなと思いません?
取得税、重量税、自動車税等は購入時に諸費用に含めて一括で払ってしまいます。
(特に新車の場合、中古でも車検付の場合は同様の見積内容になることがありますが)
まぁ、これについてあ~だこ~だ言っても仕方ありませんが、
売る側の人間としてはいろいろと考えました。
例として上記記事と同じ車を新車で60回払いのローンで買ったときと一括払いとでは
年間にかかる費用はどうなのかと。
(年間走行距離、燃費、ガソリン単価、駐車場代は上記記事のものを使用しますね)
車両支払総額は220万円とします。
分割払の場合(金利4.9%、60回、月々均等)
車両代497,800円
自動車税39,500円
任意保険(6等級、30歳未満不担保、家族限定)92,000円
車検代(2回目の車検代を96,000円として3年間で積立てるとして)32,000円
12ヶ月点検(年1回)13,000円
タイヤ代(夏、冬とも5年の間に1回ずつ交換、9,900×4×2÷5)15,840円
オイル交換代(4000円×2回、フィルター代込)8,000円
駐車場代180,000円
ガソリン代161,000円
その他雑費(車内アクセサリー等)10,000円
合計 1,049,140円
一括払いの場合は、初年度に車両代を支払いますので2,751,340円となりますが、
2年目以降は551,340円となります。
(一括払いするような方は、このくらいの金額は経済的には余裕なのかも知れませんが)
上記はあくまで新車での試算です。それにしてもこうやって見ると大きい金額です。
人それぞれいろいろな価値観等ありますので、新車を購入することがいいのかそうでないかはここでは言うつもりはありませんが。
逆に考えると程度の良い中古車(お客様のご要望に見合った予算、程度等)を購入できた時のそのコストパフォーマンスの良さです。
40万円くらいで上記の新車と同等クラスの中古車を一括払いで購入できたとすると
その差は50万円くらいになりますね。
あるいは70万円くらいの車両を36回払いで購入しても25万円くらいの差額が出ます。
車を所有する目的は人それぞれです。
これから車を購入される方に、ただ、車を売るのではなくそのお客様の生活に対してのコストパフォーマンスを考えた車選び、カーライフのお手伝いができればと考えております。
このようなお客様にメリットのある仕事ができるよう日々心がけております。
(メリットといってもシャンプーじゃないで~)
※上記試算の数字はあくまで試算です、実際の車両、任意保険の種類等の諸条件によっては異なることがあります。
この点をご了承ください。
今日は文字ばっかりですいません!
また、刺激的なネタが入りましたらアップします。
ラベル:中古車