昨日、ご連絡のあったサンバートラック(KS4)が入庫しました。

↑エンジンはとても元気なんですが...?
まずは、警告灯の確認です。

↑少し、周りを走りますが特に異常も無く点灯もしません。
少し、ekワゴン(H82W)の作業後、再度確認します。
エンジン始動後、暖機をして水温計の針が動くのを待ちます。

↑針が動き、ちょっとしたら。おっと、警告灯が点灯しました。
ということは、暖機中の回転が高いときには点灯せず、暖機後、規定のアイドリング回転数に
落ち着いたところで点灯ということは、油圧センサー(スバルではオイルプレッシャースイッチというそうな)
は生きている可能性は高いということ。
ウォーターポンプ交換時に、ドレンボルトが回らなくて、そのまま外したときにLLCが流れ出ましたので
それが油圧センサー内に入ってしまったことを疑います。
(サンバーでは、良くあることのようです。)
まず、センサーを取り外します。

↑ゴムキャップをはずした、真ん中の赤いのがセンサーです。
配線をはずして、ソケット(24ミリ)で取り外します。

↑ご覧のとおり、油圧センサーなのに見えるのは緑色の液体です。
パーツクリーナーでしっかり洗浄して、乾燥させます。

↑ネジ部のガスケット等もきれいに取り除きます。

↑ちなみに、センサーを外すとタラタラとエンジンオイルが漏れ出てきますので、ウチでは栓をしておきます。
乾燥させている間に、オイル滲みの場所を特定させようと覗き込みます。

↑カムシールを交換したので、もちろんこの部分からはありません。

↑ベルトカバー下部のあたりにうっすらとオイルが...、
あと考えられるのは、プラグのそばの直線部分からは滲み等も無いのでタペットカバーのカムシャフト部分あたりかな?
もう少し、観察してみることにします。
センサーも乾いたので、取り付けます。

↑センサーのネジ部に液体ガスケットを少量塗布して、取り付けます。
そうしないと、オイルが滲んできます。
取付後、しばし放置してガスケットが乾燥するのを待ちます。

この待ち時間に営業車のタイヤを冬タイヤに交換します。
(こちらは、明日の予報では雪が積もるらしいので。)
乾燥時間が経過したので、エンジンを始動、暖機します。

↑ふぅ~、警告灯も点灯せず。このあと、少々走り回りますが点灯しません。

↑センサー部分からのオイル滲みが無いことを確認して完了です。
一応、明日再度確認しましょう。
posted by じじ at 00:28| 北海道 ☔|
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