オイルにじみのあるサンバートラック(KS4)、さっそく作業に取り掛かります。
一応、確認のためタイベルカバーを外して、

↑先日、タイベル交換時にカム&クランクのシールを交換してます。
そこからの、にじみや漏れが無いか確認を。

↑タペットカバーを外すには、プラグ、ブローバイホース、アース線をはずして、

↑固定しているボルト6本を外し、オイルフィラーキャップを持って手前に引くと外せます。
前オーナー様のオイル管理はそれほど悪くは無さそうです。
固定しているボルトがスルッと回ったので、もしかしたら、ボルトが緩みだしていたのかも?
それで、パッキンの圧着力が弱くなって、滲み出したのかもしれません。

↑カバーの裏側も距離からするとこんな感じでしょう。

↑カバーのパッキンをはめ込む溝を入念にきれいにして、新しいパッキンをしっかりと押し込んでいきます。

↑カムシャフト部分のコーナーに液体ガスケットを少量塗布して、

↑元に戻して完了です。
もちろん、ボルトは規定トルク+ほんのちょっとだけ強めに締めてます。
これで、様子をみてみましょう。
ちなみに、固定するボルトにもOリングがあります。

↑いままで使用していたものです、平べったくなってます。

↑こちらが今回用意した新品、厚みが違います。
もちろん、Oリングも同時交換が
吉です。

↑いままで、使用していたタペットカバーパッキンです。
まだ、弾力性はありそうです。
(まさかの、ボルトの緩みが原因だったら、ショックですが。)
まっ、1度カバーを剥ぐって、新品をつけておく方が安心といえば安心ですが。
エンジンも、元気そうでしたので、これからもオーナー様の元で活躍してくれることを願うのみです。
posted by じじ at 21:02| 北海道 ☔|
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