『エンジンの調子も悪いし、白煙も出てるみたい』とのことで、殺処分の依頼です。

↑平成13年のマツダ ラピュタ(中身はスズキのKeiです!)
なんともめずらしい5MT、4WDという組合せです。しかも距離がまだ68,340キロ!
しかも、夏・冬タイヤありです。車検は今月で切れます。
殺処分するには、ちょっともったいない気もしますが...。

↑メーターパネルを見ると、エンジンチェックランプ、油圧警告灯が点灯してます。
(マージャンで言う、リーチ1発、裏ドラ2と言ったところでしょうか...?)
油圧警告灯は、なんか少々走り出すと点いたり消えたりと...?
エンジンチェックランプは、クルマとモシモシしてみることにします。

↑空燃比が濃すぎますよ、と言ってます。
このアバウトさが、また悩ませます。端的にいうと燃料供給系統の異常ですよということです。
この系統の異常の原因には、水温、カム角、吸気温、スロットル、吸気圧力、O2等の各センサー類や
燃圧、インジェクター、キャニスター等の不良が考えられ、原因特定には手間と時間がかかります。
明日以降、エンジンオイル、プラグといった基本的な項目の点検等含め、復活が可能かどうか見てみましょう。
ダメまたは可能でも膨大な費用がかかると思われるときは、迷わず殺処分決定です。
あまり、費用がかからずに復活できそうなら、商品化を目指しましょう。
ラベル:HP22S