
↑MRワゴンの車検見積作成で、1日が終わったというのは昨日のお話。
んで、今日は、

↑MRワゴンご返却のあと、スクラムバン(DG62V)の入庫です。
ご依頼は、朝一番でエンジンをかけるとブレーキが効かない(しばらく暖機すると効くようになるらしい)
マフラーあたりからビビり音がするとのことです。

↑ずっとブレーキが効かないということでしたら、マスターバックとかの不良が考えられますが、
暖機するとちゃんと効くということなので、一応マスターバックの配管等確認後、バキュームパイプの
詰まり等無いか確認します。

↑右がPCVからの配管で、左がマスターバックにつながる配管です。
北国では強烈な冷え込みでブローバイのパイプ内が凍結して詰まり、カムシールやクランクシールから
オイルがにじんだり、シールが浮き出ることが稀にあります。


↑ちなみにこの2つがタペットカバーについているブローバイの配管です。

↑PCVバルブは、ついでにきれいにしておきます。

↑ちなみにスロットルはドテドテです。

↑各配管類をパーツクリーナーで洗浄して、エアを吹いておきました。
スロットルもこんな感じでだいぶきれいになりました。
これで、朝一番の始動時に変化がないか、確認していただくことになります。
次は、マフラー?からのビビり音です。エンジンを始動して音をたどっていくと、

↑音源はコイツのようです。よーく見ると、

↑タイコに巻き付けてある遮熱板が、腐食してはがれてきてます。コレが走行中の振動等でビビり音を
発生させているようです。

↑なので、すっぱりと取り除きます。
というか、それしか方法がありません。いずれタイコ本体も穴があく時が来ると思われますので、
その時にアッシーで交換するのが一番安上がりかと思います。


↑んー、昨夜からきょうにかけて降り続いた雪、除雪する時間も無くそのままです。
こりゃ、明日だな...。